社会保険労務士の難易度の本当のところ

はじめに答えを言うと、社会保険労務士の難易度は高いと認識して下さい。
1000時間近い学習量とレベルの高い学習方法が要求されます。

それでは社会保険労務士の難易度を分析していきます。
まず、合格率ですが、ここ5年間の平均で約8.7%です。 社会保険路労務士も10人に1人も合格できない試験です。

次に試験科目ですが、全部で8科目になります。
詳しい学習内容は、後々確認すれば良いと思いますが、主に年金や保険、労動基準法について 学びます。 ここまでは、行政書士と比べても学習内容以外ほとんど差がありません。
しかし、行政書士と圧倒的に違うのは、合格基準です。

以下をご覧下さい。「選択式試験の総得点が25点以上あり、かつ各科目で3点以上(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、厚生年金保険法は2点以上)であること 。択一式試験の総得点が44点以上あり、かつ各科目4点以上であること。」

合格基準は毎年若干変わりますが、大体このような感じです。
これを見てわかると思いますが、全科目に対して最低点が設けられています。
行政書士なら、出題数の多い科目に絞って学習できますが、社会保険労務士はそうはいきません。
つまり、全科目満遍なく学習しないと合格できない試験になっているのです。
だから、社会保険労務士の試験は難易度が高いとされています。

もっと言えば、社会保険労務士は、学歴などの合格基準が定められており、受験者の質も高くなります。合格率は行政書士よりも高いのに、難易度は社会保険労務士のほうが高くなるのはそのためです。

だとしても、司法試験や司法書士のようにとてつもなく難しい試験と言うわけではありません。
学習量と学習方法を間違いなければ、知識0の方でも十分合格できる試験です。

そのためには、通信講座(DVD講義が付いている講座)や資格学校を受講して学習することです。
これは、他の資格にも言えることですが、特に社会保険労務士の場合は必要です。
独学のように講義も聞かず、テキストだけで勉強すればまず間違いなく挫折します。 (ある大手通信講座は講義が聞けないので注意して下さい。)
独学で合格できる人は、よっぽど忍耐力のある方か、もしくは5年、6年と長い歳月をかけても良いと言う人くらいです。

逆に、良い通信講座や資格学校を受講できれば、学習時間が半分ですむこともあります。
例えば、通信講座で言うならフォーサイト、資格学校で言うなら大原といったところです。

これから、社会保険労務士の資格取得を目指すなら、学習時間を確保して、通信講座や資格学校を受講すると理解して下さい。
大変な学習ですが、合格することが出来れば、将来の仕事や収入に対して希望が湧いてきます。

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